銚子ジオパーク

10月28-29日にジオパーク関東大会に参加しました。参加したジオパークは、箱根、伊豆大島、伊豆半島、茨城県北、下仁田、秩父、それと秩父です。準会員では、秋川渓流、筑波山地域が出席しました。
2日目は、ジオツアー（箱根コース）に参加しました。コースは、環境省箱根ビジターセンターから、大涌谷までのハイキングコースです。
まず、箱根ビジターセンターでは、箱根火山の歴史と、箱根街道の歴史について説明を受けました。銚子と関係があるものとしては、約6万年前に噴火したときの東京軽石層があります。箱根から直線距離で約170km離れた銚子まで、東京軽石が飛んできて堆積したんだなと思いました。
その後、ハイキングコースを歩きました。銚子には、山らしい山がないので、山歩きは楽しみでした。ガイドの方は、主に植物の名前や特徴などを説明してくださり、メモしたり、写真を撮ったりしました。その中で、ヒメシャラは、今回の宿泊施設の名前と同じだったため、印象に残りました。樹皮が赤茶色でつるつるしており、触ると冷たいのが特徴でした。また、ハナゴケ（地衣類の仲間）の赤い部分が、マリリンモンローの唇に似ていると説明しておりましたが、確かにそのように見えたので、面白かったです。
また、船見岩は、流れ山であるが、かつてここから芦ノ湖の米を運搬する船を見張っていたことから船見岩と名付けられたことも興味深かったです。
歩き始めて2時間後に大涌谷に到着しました。富士山が大きいし、眺めも最高でした。（銚子から見る富士山は、遠いので、小さく見えます）
一汗かいたあとの、お弁当は美味しかったです。また、機会があれば、箱根に行ってみたいです。



写真１　ジオツアー出発前のようす　　　　　　　　　　　


写真２　富士山が大きい！


写真３　ツルシキミ　　　　　　　　　　　　　　　　　


写真４　ツルリンドウ

　 　　
写真５　日本の北限に生育する箱根のヒメシャラ　　　　　　


写真６　大涌谷の噴気