事務局ブログ

銚子ジオパークにとっての気候・気象

2014.03.11 Tuesday 14:00
銚子ジオパーク推進市民の会のミーティングにて、「銚子ジオパークにとっての気候・気象」という内容のミニ講演会が開催されました(図1)。


図1.講演会の様子     


図2.自然界とジオストーリー

 大地には、地球内部からのエネルギーと地球外部からのエネルギーが注がれるので、大地から見たジオパークと気候・気象から見たジオパークを合わせると、自然界のしくみがよくわかりました(図2)。また、気候・気象は、安全管理の面で必要不可欠であることと、相手とのコミュニケーションの手段として重要であることが説明されました。
 また、江戸時代には利根川が結氷したという記録の紹介、極端な気象データが2013年に多かったこと(最低海面気圧、日最低気温の高い記録、最小相対湿度、年間日照時間など)、関東地方の中でも銚子は特異な気候であること、東京と銚子では、大雪となる降雪パターンが異なっている可能性があることが紹介されました。
 今回の講演で、ジオパークにとって気象は、ジオパーク活動を引き立てる名脇役であることがよくわかりました。


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