銚子ジオパーク

千葉県立中央博物館に寄贈されていた銚子産の恐竜時代（白亜紀前期）の岩石を中央博物館の伊左治鎭司主任上席研究員らが詳しく調査したところ、
これまで銚子の地層から報告されていなかった1ｃｍに満たない微小な巻貝を 12 種類発見し、なんと、そのうちの 6 種が新種として記載されました！

詳しくは千葉県立中央博物館のウェブサイトにあるプレスリリース資料をご覧ください。
（リンクはこちら）

また、この研究成果は、2022 年 1 月 1 日発行の日本古生物学会の国際学術誌「Paleontological Research」 （パレオントロジカル・リサーチ）において発表されました。


今回、新種が6種類発見されましたが、そのうち３種は銚子ゆかりの名前がついています。

［学名］ Pseudomelania yamadai
（読み方の一例：シュードメラニア・ヤマダイ）
　◇yamadai ：化石を含む岩石を中央博物館に寄贈された山田勝彦（やまだ かつひこ）さんに献名。

［学名］ Choshipleura striata
（読み方の一例：チョウシプレウラ・ストリアータ）
●Choshipleura ：「Choshi-」は、発見場所の銚子市より。

［学名］ Metacerithium boshuae
（読み方の一例：メタセリシウム・ボウシュウアエ）
◇boshuae　： 銚子ジオパークのジオガイド、房州文子（ぼうしゅうふみこ）さん に献名。


実は、この岩石の産地は砂に埋まってしまい、現在ではほとんど見ることができません。
このように現在ではみることはできない（採取できない）岩石が中央博物館には収蔵されているのです。
今後、さらなる発見があるかもしれませんね！
銚子ジオパークの収蔵品にも眠っているかも？

令和４年１月８日（土）からは、今回発見した新種の巻貝化石を中央博物館で公開されています！！

銚子ジオパークビジターセンターは、下記の日程を臨時休館いたします。

ご利用のお客様にはご不便をおかけしますが、ご理解くださりますようお願いいたします。

■休館日■
令和４年１月１３日（木）　終日

銚子ジオパーク推進協議会事務局

銚子ジオパークビジターセンターは、下記の日時を臨時休館いたします。

ご利用のお客様にはご不便をおかけしますが、ご理解くださりますようお願いいたします。

■休館日■
令和４年１月１日（土）　終日　

銚子ジオパーク推進協議会事務局

銚子ジオパークビジターセンターは、下記の日時ご案内業務の時間を変更いたします。

ご利用のお客様にはご不便をおかけしますが、ご理解くださりますようお願いいたします。

■変更日時■

令和３年１２月４日（土）　令和３年１２月１１日（土）　令和３年１２月１８日（土）

午前中休み、午後１３時より案内開始いたします。


銚子ジオパーク推進協議会　

銚子は世界有数のカモメの越冬地です。
そんなカモメの季節にあわせて、
あの中央博物館で開催されていた夏の企画展「うみ鳥っぷ　海鳥とめぐる　島の旅・半島の旅」が銚子市にやってきます。

場所は銚子市地域交流センター。
ジオパークミュージアムも併設してありますので、あわせてみると銚子の野鳥についてはバッチシかも？
来場者にすてきなオリジナルすごろくもプレゼント！
ぜひ、ご来場ください。

【場所】　銚子市地域交流センター　企画ギャラリー

【期間】　令和3年12月4日（土）から令和4年2月27日（日）

【内容】
海鳥の暮らしは、島や半島、それらが織りなす海洋環境と深くかかわっています。
本展では、海鳥を案内役として、島や半島の魅力を見つける旅に出るような展示の世界を表現します。
また、人と海鳥のかかわりについても取り上げ、海鳥の恩恵を受けて育まれてきた産業や文化、海鳥を取り巻くさまざまな課題についても紹介します