お知らせ

日本ジオパーク再認定審査について(お知らせ)

2016.09.02 Friday 18:30
 まもなく、銚子ジオパークは、日本ジオパーク認定4周年を迎えます。日本ジオパークでは、活動状況を確認するために、4年に1度再認定審査を行うことになっています。銚子ジオパークの現地審査は、11月18、19日に予定されています。このたび、日本ジオパーク委員会から、再認定審査の方針のお知らせが来ました。そこで、再認定審査とは、どういったものなのかをみなさまにお知らせいたします。

以下、日本ジオパーク委員会からの文章です。
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再審査の考え方
日本ジオパーク委員会は、国際地質科学ジオパーク計画(International Geoscience and Geoparks Programme: IGGP)の定款とガイドラインに示されている考え方に沿って、日本ジオパークネットワークのメンバーにふさわしい地域を認定しています。
日本ジオパークの再認定審査においては、地質遺産の保全、活用の仕組みと取り組み、前回審査時からのジオパーク活動の進展などについて審査を行います。日本ジオパーク委員会では、2014年度以降の日本ジオパークネットワーク加盟認定審査において、「ジオパークを目指す地域は、持続可能な地域社会の実現のために、ジオパークとして、その地域にあったやり方で住民、行政、研究者などの関係者が、ともに考え続けているか。また、そのために、これまでのやり方を変える覚悟があるか」ということを最も基本的な審査基準として審査を行っています。この考え方を踏まえた上で、前回審査時に指摘された問題点に対応できているか、そしてそれのみに止まらず、地域が考え続けた結果としてジオパークの活動が質・量ともに充実しているかを審査します。そして持続可能な形で運営されてきたか、また活動にともなって明らかになっている問題点についてどのように対処し解決に向けて具体的な努力をしているかについても審査します。
再認定審査は、日本ジオパーク委員会が各日本ジオパークの再認定について判断するために行うものですが、日本ジオパーク委員会では、この審査を、審査員と地域とがより良いジオパークの実践について共に考える場としても位置付けています。審査員と地域とで現地審査前から十分にコミュニケーションをはかり、審査をうける日本ジオパークでは問題点を隠すことなく活動実績を示し、審査員と地域とで、話し合うべきこと、検証すべきこと、審査に参加すべき人などを十分に協議、確認したうえで再審査に臨んでください。


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