事務局ブログ

銚子におけるキャベツ栽培

2013.06.25 Tuesday 20:00
ご存じのとおり、銚子の代表的な農作物は、キャベツです。キャベツは、地中海沿岸が原産の海岸植物だと言われています。この海岸植物であるキャベツを冬季に栽培できる銚子は、地理的にも気候的にも恵まれた大地であると言えます。にこっ

銚子は、昔からキャベツの栽培が盛んだったのでしょうか?実は、意外と最近で、商業的栽培は1950年代から始まりました。その後、栽培農家や栽培面積が急増していきました。

では、それ以前はどうしていたのでしょうか?それ以前は、サツマイモ(甘藷)と麦類がおもな作物でした。しかし、サツマイモは価格変動が激しく、また、麦類は病気にかかりやすく生産が不安定で、しかもコメの値段の半額でした。

ところで、1950年代当時、キャベツを食べる習慣があまりありませんでした。そんなころ、銚子在住の農家のある人が、たまたま東京の上野駅で、キャベツ入りの焼きそばを食べたそうです。それがおいしかったにこっことから、キャベツ栽培を始めるきっかけとなりました。

そういうわけで、灯台印で有名な銚子は春キャベツの一大生産地です。みなさま、銚子のキャベツを食べましょう。にこっ

キャベツ畑
11月撮影。これらのキャベツは翌春に出荷されます。


(引用文献)
李鎔一, 1998, 銚子市小浜集落におけるキャベツ栽培の導入と展開、歴史地理学調査報告, 8:97-110.



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