お知らせ

日本ジオパーク関東大会in下仁田

2016.11.29 Tuesday 17:00
11月20-21日に、日本ジオパーク関東大会in下仁田に参加しました。
 20日は、同時開催された下仁田ねぎまつりの会場で、物販やステージPRを行いました。物販では、ひしお(醤:食べる醤油)の販売や、醤油の配布などを行いました。ステージPRでは、今回参加した各ジオパークが、それぞれ地元のジオパークの特徴を簡単に話しました。

 
物販のようす            


ステージPRのようす

その後、基調講演、分科会(教育、ガイド、関東ストーリー)と続きました。
基調講演では、下仁田自然学校名誉顧問で、日本ジオパーク下仁田応援団団長でもある里見哲夫氏による「ジオパークの原点」というテーマの講演でした。下仁田には、砥石、石灰岩、鉄鉱石の3つの鉱物資源があったこと、明治時代に妙義山で植物の研究が既に行なわれていたのは、鉄道の影響が大きかったこと、1950〜1970年に、地質学の研究が盛んであったことなどが話されました。
次に、地元中学校教諭である神戸智弘氏による「郷土を活かした学校連携プログラム―下仁田学習について―」というテーマの講演でした。
 

基調講演のようす1            


基調講演のようす2

分科会(教育)では、下仁田小5年生を対象に総合的な学習で行われた「下仁田ジオパーク探検隊」の実践例について、続いて、中1を対象に総合的な学習で行われた「下仁田町隠れ名所マップを作ろう」についてなどの事例発表が行なわれました。その後、これらの内容に関する質疑応答で、議論の内容を深めました。

 
分科会(教育)のようす1      


分科会(教育)のようす2

21日は、ジオツアー(まちなか・クリッペコース、妙義山の石門めぐりコース、荒船風穴・神津牧場コース)でした。このうち、妙義山の石門めぐりコースでは、妙義山は、600万年〜400万年前頃の火山活動で誕生したもので、柔らかい堆積層が浸食されて、このような景観になったようです。また、このコース辺り一帯は、かつて個人の私有地であったが、群馬県に寄贈したことがきっかけとなり、妙義荒船佐久高原国定公園として観光地になったようです。

 
妙義山                    


第四石門

今回も、関東各地のジオパーク関係のみなさまと意見交換や交流で、有意義な2日間でした。


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再認定の現地審査

2016.11.29 Tuesday 16:45
11月18-19日に、銚子ジオパークでは、日本ジオパークの再認定の現地審査が行なわれました。
1日目は、午前中にヒアリングで、その後、地球の丸く見える丘展望館、屏風ケ浦、犬岩、外川まち歩き、外川ミニ資料館、犬吠埼、銚子ジオパークビジターセンターを、ご案内しました。
 ヒアリングでは、写真を使ってこの4年間の取組状況について、説明しました。その後、3人の審査員から、さまざまな質問に対して、銚子ジオパークの関係者が回答するという形式でした。3人の審査員は、銚子ジオパークについて、いい印象を持っていただいたと感じられました。
 続いて、現地案内です。銚子ジオパークは、コンパクトで移動時間が少なくてすむため、多くの見どころを見ていただきました。天気も良く、暖かかったこともあって、3人の審査員は、見るべきところを見つつも、ジオツアーを楽しんでいただいたようです。

 
ヒアリングのようす             


地球の丸く見える丘展望館でのようす

 
屏風ケ浦でのようす            


屏風ケ浦での校外学習のようす

 
犬岩でのようす               


外川のまちなみの散策のようす

 
外川ミニ郷土資料館でのようす     


犬吠埼でのようす


銚子ジオパークビジターセンターでのようす

2日目は、午前中に、銚子漁港第一卸売市場、銚子山十、ヤマサ醤油工場見学、余山貝塚をご案内しました。前日と打って変わって、あいにくの大雨となってしまいました。
午後は、銚子市青少年文化会館の展示をご案内してから、講評となりました。講評には、40名以上の方が出席しました。3人の審査員から、銚子ジオパークの良いところと今後の課題について、話していただいた後に、質疑応答となりました。
日本ジオパーク委員会からの再認定審査の結果は、12月9日(金)午後5時以降に、連絡が来る予定です。お楽しみに!

 
銚子漁港第一卸売市場でのようす   


銚子山十でのようす

 
ヤマサ醤油工場見学のようす      


余山貝塚でのようす


銚子市青少年文化会館でのようす   


講評のようす

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