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千騎ケ岩Sengaiwa Rock

大地の力を実感できる千葉県最古の岩

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千騎ケ岩は、高さ約18m、周囲約400mの巨大な岩体で、かつては島でしたが、現在は堤防ができ簡単に見学することができます。
愛宕山(高神愛宕山)、犬岩と同じく砂岩・泥岩からなる千葉県最古の地層で、できた年代ははっきりわかっていませんが、ジュラ紀(約2億年〜1.5億年)と推定されています。

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ごちゃごちゃ混ざり合う砂岩と泥岩

この岩石は、海洋プレートと大陸プレートの境目の海溝付近に堆積したものが、海洋プレートが沈み込むにつれ、どんどん陸地に押し付けられてできたもので「付加体」と呼ばれています。
もともと黒っぽい泥岩と白っぽい砂岩は層状に堆積していましたが、押し付けられるときに非常に大きな力が加わりごちゃごちゃと混ざり合ってしまいました。

白っぽいの砂岩と黒っぽい泥岩がごちゃごちゃとまざっている

謎の大きな洞穴

千騎ケ岩には数メートルの高さに大きな洞穴が空いています。これは海の波によって削られた穴でよく見ると砂岩より侵食されやすい泥岩部分に大きな穴が空いています。
現在より海面の高い時期に形成されたため、海面の高さでなく数メートルの高い位置に穴があると考えられます。

大きな洞穴は黒っぽい泥岩部分

名前の由来

千騎ケ岩の名前は源義経が千騎の兵をもってたてこもったという伝説からこの名つきました。しかし、史実の検証の結果、この義経伝説は強い根拠はないといわれています。薄幸の英雄に対する愛情の念と銚子と東北(義経伝説の本家)との船の往来が増えるにつれ、だんだんとつくられてきたものと考えられています。
江戸時代の地誌「利根川図誌」には千ケ岩屋として紹介されており「天狗が住むといわれているため渡る人が少ない」と書かれています。

アクセス

JR「銚子駅」より千葉交通バス(千葉科学大学行き)
「千葉科学大学(終点)」下車、徒歩約350m(約4分)。

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