事務局ブログ

平成25年度銚子ジオパーク推進協議会定期総会

2013.06.13 Thursday 19:00
6月7日に勤労コミュニティセンターで、平成25年度銚子ジオパーク推進協議会定期総会が開催されました。にこっ
 越川会長をはじめ、副会長、監事、顧問、さまざまな団体の代表者が集まりました。

総会2013
 総会の様子

この総会では、昨年度の事業報告、収支決算報告及び監査報告、今年度の事業計画、収支予算、それと規約改正の5つの議題について、議論されました。いずれの議案も承認されました。にこっ
今年も盛りだくさん事業計画がありますが、みなさまとともに協力し合いながら、ジオパーク活動を行っていければ幸いです。にこっ


カテゴリー: 事務局ブログ |




夏休み子供ジオツアーの話し合い

2013.06.12 Wednesday 19:00
銚子ジオパークの魅力を、都会に住む子供たちにも伝えたい」という思いを持って、6月のある日、夏休み子供ジオツアーの話し合いが行われました。にこっ
参加したメンバーは、千葉科学大学、銚子ジオパーク推進市民の会、銚子市旅館組合、銚子民宿組合、地球の見える丘展望館、銚子市観光協会、青少年文化会館、銚子ジオパーク推進協議会事務局からの代表のみなさまです。にこっ

夏休み子供ジオツアー打合せ
 話し合いの様子

団体によって色々な考え方があり、新たに浮かび上がった問題などを議論することができました。この日は全体的な視点で、この企画の内容を共有することができました。にこっ

ジオツアーの内容も充実しており、2つのコースを用意いたしました。ひとつは、屏風ケ浦での地層観察とその結果のレポート作成をするコース、もうひとつは地層観察のほかに植物観察や磯の生き物観察も含めたコースで、いずれも小中学生の夏休みの宿題をお手伝しようとする内容です。にこっ

都会に住んでいるみなさん、夏休みを銚子で有意義に過ごしてみませんかにこっ


カテゴリー: 事務局ブログ |




銚子の夏は、涼しいか?

2013.06.06 Thursday 20:00
「銚子は、夏涼しく、冬暖かい」と聞くことがあります。涼しいとか暖かいというのは、感覚的ですが、気温を調べてみればわかるかもしれません。ここで、気温というのは、緯度・経度、標高、海からの距離、周辺の土地利用、地形、季節、日射量など、さまざまなジオの影響を受けて決まります。

さっそく、どんなジオの影響を受けているのか、気象庁のデータを拾ってきて、銚子と東京の月平均気温を比較してみました(表1)。

表1 銚子と東京における1981-2010年の平均気温の比較(単位:℃)
(気象庁ウェブサイトより)
銚子の気温

これを見ると、5−8月では、銚子の気温は、東京よりも2℃以上低いことがわかりました。一方で、12−2月では、0.1から0.5℃高くなりました。そのため、夏に東京から銚子へやってくると、涼しく感じられるのではないかということがわかりました。にこっ

蛇足ですが、銚子で猛暑日(日最高気温が35.0℃以上)を記録したのは、1887年1月以降、35.3℃(1962年8月4日)、35.2℃(2004年8月20日)、35.0℃(1978年8月24日)の3回だけでした(125年で3回です!)。にこっ

夏は、涼しい銚子で過ごしませんか。にこっにこっにこっ

カテゴリー: 事務局ブログ |




銚子の地震の頻度

2013.06.06 Thursday 12:30
銚子の地震は、どのくらいの頻度で発生しているのでしょうか?にこっ

そこで、気象庁の震度データベースより、利用できる1923年1月1日から2013年5月31日まで期間で、銚子市川口町の震度を調べてみました。

表1 1923年1月1日から2013年5月31日までの震度の統計(気象庁ウェブサイトより)(http://www.seisvol.kishou.go.jp/eq/shindo_db/shindo_index.html)
銚子市川口町震度
注)平成8年9月以前の5,6は5弱,6弱として扱っています。

表1を見ると、この期間に震度4と震度5弱を合わせると71回記録されました(震度6弱以上の記録はありませんでした)。そうすると1923年1月以降、震度4以上の地震は、約1年3か月に1度の割合で発生してきたことがわかりました。

この71回のうち、震央地名で分類すると、一番多いのが千葉県東方沖で45%、二番目が茨城県沖で32%でした。なお、この期間では、千葉県東方沖と茨城県沖を震央とする地震は、顕著な津波被害がなかったようです。


カテゴリー: 事務局ブログ |




銚子の地盤は、本当に強いのか?

2013.06.06 Thursday 12:30
銚子の地盤は強いと聞くことがあるが、本当に強いのでしょうか?にこっ

それが本当かどうか、銚子付近の過去の震度を調べてみました。にこっ

銚子付近には、銚子気象台(川口町)、愛宕山近く(天王台)、銚子市役所(若宮町)、神栖市波崎(太田)の4台が設置されています。この4台を比較するために、2007年7月3日(天王台における地震計設置の翌日)から2013年5月31日の震度の統計を調べてみました。にこっ

表1 2007年7月3日から2013年5月31日までの震度の統計(気象庁ウェブサイトより)
(http://www.seisvol.kishou.go.jp/eq/shindo_db/shindo_index.html)
銚子4地点震度表

表1を見ると、この期間に銚子市川口町、銚子市若宮町、神栖市波崎は、震度5弱以上の地震が3〜4回記録されています。一方で、銚子市天王台は、震度5弱以上が記録されておらず、ざっと見て銚子市川口町よりも震度の階級が1小さいことがわかりました。銚子市天王台は、他の3地域よりも揺れが小さいのです。その理由としては、ご存じのように、愛宕山層群(中生代ジュラ紀)の硬い岩盤が土台となっているからです。にこっ

この結果からわかるように、愛宕山付近の地盤は、川口町、若宮町、波崎よりも強いんですね。にこっ


続き▽
カテゴリー: 事務局ブログ |





<<前の5件 | 1 | ... | 38 | 39 | 40 | 41 | 42 | 43 | 44 | ... | 47 | 次の5件>>

このページの先頭へ