お知らせ

銚子ジオパークビジターセンター職員募集のお知らせ

2015.03.12 Thursday 18:00
銚子ジオパーク推進協議会では、銚子ジオパークビジターセンターの職員を募集します。にこっ
応募される方は、別紙銚子ジオパークビジターセンター職員登録申請書を3月23日(月)までに銚子市役所地域協働課ジオパーク推進室へ提出してください。にこっ

詳しくは、こちらをご覧ください。
<お知らせ>
<登録申請書>

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銚子市郷土史談会3月例会のお知らせ「銚子と関寛斎」

2015.03.11 Wednesday 09:13
「銚子と関寛斎」

日時:平成27年3月15日(日)午後1時30分より
場所:銚子市青少年文化会館中ホールにて
講師:戸石四郎氏(郷土史研究家)
※無料(ただし、資料は史談会会員のみの配布になります)


今回の講演会は寛斎と銚子とのかかわりを中心にお話をされます。

ここで関寛斎についておさらいにこっ
・関寛斎 1830年東金の農家生まれ
・佐倉順天堂で最新の蘭医学を学ぶ
・ヤマサの浜口梧陵の縁もあって銚子に開業
・安政のコレラ大流行、銚子での防疫に貢献

寛斎の銚子在住は、20歳後半の僅か数年間にすぎません。
しかし、銚子の人々と寛斎との交流は、
その晩年まで、徳島からさらに辺地北海道時代へと、綿々と続いています。
(例えば12代田中玄蕃、岩崎明岳、土谷安兵衛浜口儀兵衛 他)

彼の医科としての偉大さは、単に貧富のわけ隔てなく患者に接しただけでなく、
病そのものを防ぐ、予防、保健の大切さを説き、自らも実践したところにあります。
まさに現代の「総合医療」思想の先駆者といえるのではないでしょうか。


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「銚子ジオパーク 春の講演会」

2015.03.05 Thursday 12:58
3月に入り、あたたかい日が増えて来ました。
そんな3月に銚子ジオパークでは春の講演会を企画しております。


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(1)東京大学大気海洋研究所の清家弘治氏による生痕化石の講演会
◆日  時 平成27年3月14日(土)10時より12時
◆内  容 屏風ケ浦の生痕化石について
◆会  場 銚子市勤労コミュニティセンター 2階ホール
◆講  師 清家弘治氏(東京大学大気海洋研究所 助教)

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生痕化石は生き物の痕跡の化石。銚子では犬吠埼の海岸でたくさん見る事ができます。
生痕化石を調べると、その当時の環境が解ったりするんですよ。皆さんも、生痕化石の話をきいて、太古に思いをはせては?
清家先生には、犬吠埼の生痕化石のアーカイブ化調査にもご協力いただいております。


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(2)銚子層群の植物化石の研究をしている中央大学の西田氏と白亜系の花粉の研究をしているジュリアン・ルグラン氏の講演会
◆日  時  平成27年3月21日(土) 午後1時〜午後3時         
◆内  容  銚子にいつ花が咲いたか −白亜紀の植物化石から探る被子植物の侵入時期−
◆会  場  銚子市勤労コミュニティセンター 2階ホール
◆講  師  ・西田治文氏 (中央大学理工学部生命科学科教授・東京大学大学院理学系客員教授)
         ・Julien Legrand氏(中央大学理工学部生命科学科助教)
◆後  援   銚子自然を楽しむ会

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西田先生は、親子2代で植物化石を研究されています。
古くから銚子の植物化石も研究されており、銚子から多くの新種も発見しているんですよ!!
さらに、ルグラン先生は今年の1月末に銚子の酉明浦層から中生代白亜紀前期の花粉化石を発見しました!!
花粉としては日本では最古の時代のもので、和歌山県のものついで日本で二例目の発見になります。
これで日本への被子植物侵入時期がほぼ確実になったということです!!
つまり、日本で花が咲き始めた時代が、銚子の研究から明らかになったわけです。
この大発見についても、お話をしていただきます。


どちらの講演会も銚子を舞台にした最新研究がわかるもの。
このような情報を科学者だけでなく、みんなで共有できるのもジオパークのいいところですね。


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親子でキャベツまるごと体験ジオツアー(参加者募集)

2015.03.04 Wednesday 10:30
春キャベツの生産が全国一である銚子ジオパークにおいて、キャベツの収穫、出荷、調理を体験することによって、大地からの恵みを実感します。
訪問地:JAちばみどり営農センター銚子、キャベツ農家、銚子市市民センター
開催日:3月27日(金)
時 間:8時30分〜14時15分
料 金:大人500円、子ども300円(保険代、食材費等)
集 合:銚子市役所8時30分またはJR銚子駅8時35分
募集人数:30名(先着順)
対象:小・中学生とその保護者
申込・問合せ:銚子ジオパーク推進協議会事務局(平日のみ)(0479-24-8911)


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大地からの恵みを人がつなぐ(農業編)

2015.02.10 Tuesday 13:45
1月に4回に分けて、銚子ジオパークでは、大地の営みと生態系、人々の生活を関係づけるジオストーリーを、参加者自ら作り上げていくことを目的として、「大地からの恵みを人がつなぐ」(農業編)を開催いたしました。
1回目は、銚子市農産課の方から「銚子の農業」についてお話を伺いました。ここでは主に銚子におけるキャベツ栽培をはじめた経緯や取組状況について伺いました。夏季よりもむしろ冬季に農業生産がさかんである銚子は、気候に恵まれており、それが海流や地形に関連している大地からの恵みであることを改めて知らされました。


(写真1)「銚子の農業」の講演会のようす

2回目は、JAちばみどり営農センター銚子へ行き、取組状況や出荷のようすの見学をさせていただきました。銚子の土壌は、関東ローム層を母体とした黒ボク土が多く、砂地と比較して、保肥力が高いそうです。また、銚子の西部は、東部と比較して気温が低いため、キャベツは作れず、トンネル栽培(半円形の小さなビニールハウス)で、ダイコンを作っているという話を聞きました。トンネル栽培によるダイコンの栽培面積は日本一だということでした。厳冬期のキャベツは甘く、また、夏季のようにわざわざ冷蔵庫を利用して冷やすことなく、おいしいものが新鮮なうちに出荷できるのも、ジオの恵みだと思われました。


(写真2)JAちばみどり営農センター銚子での座談会
 

(写真3)JAちばみどり営農センター銚子での出荷のようす

3回目は、小畑町の農家で、主として自然栽培に関する話を伺いました。自然栽培は、基本的に畑に肥料も堆肥も入れないで作物を作る方法です。秋から冬にかけて、一般的な農家ではキャベツが2回収穫できるということでしたが、自然農法では生育が遅いために1回だけだということでした。畑の土が悪くならないように気を使って、作物を作っているという話が印象的でした。


(写真4)小畑町の農家で自然栽培の話しをきいているようす

4回目は、この3回で得た知識やこれまでの知識を活かして、グループごとにまとめと発表を行いました。すごいと思ったことや、お客様に伝えたいことを書き出し、グループでまとめて、最後にグループごとにみんなの前で発表しました。
これで、銚子の農業に関して、かなり詳しくなったようです。また、大地からの恵みをまとめたので、あとは少しずつ洗練されたジオストーリーになっていくことを期待しております。
 

(写真5)グループごとに、ガイド内容をまとめているようす


(写真6)グループごとに、模擬ガイドをおこなっているようす

最後に、この場をお借りいたしまして、ご協力をいただいたみなさまに感謝申し上げます。







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