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銚子の恐竜時代の地層から新種の貝が発見されました!!  なんとジオガイドさんの名前が新種の名前に

2022.01.14 Friday 19:44
千葉県立中央博物館に寄贈されていた銚子産の恐竜時代(白亜紀前期)の岩石を中央博物館の伊左治鎭司主任上席研究員らが詳しく調査したところ、
これまで銚子の地層から報告されていなかった1cmに満たない微小な巻貝を 12 種類発見し、なんと、そのうちの 6 種が新種として記載されました!

詳しくは千葉県立中央博物館のウェブサイトにあるプレスリリース資料をご覧ください。
(リンクはこちら

また、この研究成果は、2022 年 1 月 1 日発行の日本古生物学会の国際学術誌「Paleontological Research」 (パレオントロジカル・リサーチ)において発表されました。


今回、新種が6種類発見されましたが、そのうち3種は銚子ゆかりの名前がついています。

[学名] Pseudomelania yamadai
(読み方の一例:シュードメラニア・ヤマダイ)
 ◇yamadai :化石を含む岩石を中央博物館に寄贈された山田勝彦(やまだ かつひこ)さんに献名。

[学名] Choshipleura striata
(読み方の一例:チョウシプレウラ・ストリアータ)
●Choshipleura :「Choshi-」は、発見場所の銚子市より。

[学名] Metacerithium boshuae
(読み方の一例:メタセリシウム・ボウシュウアエ)
◇boshuae : 銚子ジオパークのジオガイド、房州文子(ぼうしゅうふみこ)さん に献名。


実は、この岩石の産地は砂に埋まってしまい、現在ではほとんど見ることができません。
このように現在ではみることはできない(採取できない)岩石が中央博物館には収蔵されているのです。
今後、さらなる発見があるかもしれませんね!
銚子ジオパークの収蔵品にも眠っているかも?

令和4年1月8日(土)からは、今回発見した新種の巻貝化石を中央博物館で公開されています!!


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