お知らせ

銚子の風を調べよう!(親子で夏の自由研究ツアー第四弾)

2017.08.08 Tuesday 12:00
 8月1日(火)に親子で夏の自由研究ツアー「銚子の風を調べよう!」を開催しました。参加者は、18名でした。にこっ女性
 午前中は、銚子市青少年文化会館にて、なぜ風が吹くのかの話しをしました。その後バスに乗車して、屏風ケ浦へ行き、銚子沖の洋上風力発電を見学しました。ここでは、洋上風力発電の諸元や隣接する風況観測タワーの話しを聞きました。また、風速の計測体験もしました。ちょうどそのとき、洋上風力発電のブレード(羽根)が停止していて、風速が小さいことを確認しました。にこっ女性

 
(写真1)屏風ケ浦で洋上風力発電を見ながら話しを聞いています。


(写真2)屏風ケ浦で風速を測る体験をしています。

 その後、銚子地方気象台へ行きました。はじめに「雨と風」の資料に基づいて、説明を聞きました。その後、露場に出て、気温・湿度計、雨量計、感雨計、積雪深計を見学し、屋上で、鉄塔の上にある風速・風向計の説明を聞きました。天気予報を行っている現業室にも行き、観測したデータを気象庁で集約している話しや、予報官の仕事の話などを聞きました。にこっ女性


(写真3)銚子地方気象台の露場で感雨計の説明を聞いています。


(写真4)銚子地方気象台の現業室で説明を聞いています。

 
(写真5)銚子地方気象台で集合写真!

 午後になってから、銚子市青少年文化会館にて、世界で風の強い場所、人々の暮らしに影響を与える風、風によって発生する波を説明しました。その後、銚子沖の風況観測タワーで測定して、公開されているNEDOのデータや銚子地方気象台のデータを使って、月ごとのデータを使った風速の季節変化、風速の垂直方向の変化、風速のひん度分布図、風向の風配図などのグラフを作成しました。続いて、風力発電の設備利用率を計算して、銚子が風力発電の設置場所として適していることを確認しました。最後に、洋上風力発電を多数設置すると、屏風ケ浦の国の名勝及び天然記念物に指定されていることとの兼ね合いから、銚子の経済状況の改善を取るか、景観を取るかという問いを投げかけました。


(写真6)銚子市青少年文化会館で講義を聞いています。

 小学生には、高度な内容でしたが、参加者は最後までがんばりました。満足度がとても高いジオツアーになりました。 参加者のみなさま、銚子地方気象台のみなさま、銚子ジオパーク推進市民の会のお手伝いいただいたみなさまどうもありがとうございました。にこっ女性



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海藻押し葉をつくろう!(親子で夏の自由研究ツアー第二弾)

2017.08.08 Tuesday 11:45
 夏休みが始まって2日目の7月22日(土)に親子で夏の自由研究ツアー「海藻押し葉をつくろう!」を開催しました。参加者は、32名でした。にこっ女性

 午前中は、君ケ浜北端の海鹿島近くにて、グループごとに海藻の収集をしました。この日は、大潮で干潮時に近かったので、海水面が低く、海藻がよく見られました。参加者は、アナアオサ、イボツノマタ、ハリガネなどさまざまな海藻を集めていました。また、海藻だけではなく、さまざまな海の生き物も見られました。イトマキヒトデ、ニホンクモヒトデ、バフンウニ、ヤガラ、タカラガイなどです。にこっ女性

 
(写真1)海藻を探しています

 
(写真2)ひと休みしています


(写真3)海の生き物の話しを聞いています


(写真4)お昼のお弁当です

 午後からは、千葉科学大学の本部キャンパスへ行き、糟谷先生の講義を聞いた後、海藻押し葉の作成に取り掛かりました。収集した海藻を水道水で洗い、ケント紙を水の中に浸し、ケント紙の上に海藻をきれいに載せました。ある程度水が切れたら、ケント紙に載せた海藻の上にサラシを載せてから、新聞紙に挟みました。これを繰り返しました。処理を行った海藻を重ねて、家に持ち帰って乾燥させて、できあがりです。

   
(写真5)海藻の処理方法の実演です


(写真6)海藻の処理を始めました

 午前中は海で過ごし、午後から夏休みの宿題を進めて、有意義な一日でした。参加者のみなさま、銚子ジオパーク推進市民の会のお手伝いいただいみなさまどうもありがとうございました。にこっ女性

 
(写真7)みんなで集合写真を撮りました

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夏休みの天気図日記 (親子で夏の自由研究ツアー第一弾)

2017.08.08 Tuesday 11:30
 夏休みが始まった7月21日(金)に親子で夏の自由研究ツアー「夏休みの天気図日記」を開催しました。参加者は、36名でした。にこっ女性
 午前中は、銚子市青少年文化会館にて、天気図の歴史、世界各地の天気図を紹介した後、天気図を描くにあたっての説明をしました。その後、参加した子どもたちが実際に天気図を描いてみました。天気図は、2017年6月21日12時を題材としました。天気図には、既に大半が描かれていて、天気図記号、高・低気圧、前線、等圧線の一部を記入する形式としましたが、初めて描くのは、戸惑いがあったようです。しかし、何度か記入するうちに、要領を理解できました。完成した天気図と同時刻の雲画像、レーダーによる降水域の画像と比較して、天気図に対して、どの地域に雨が降っているのか確認しました。にこっ女性


(写真1)「夏休みの天気図日記」が始まりました。 


(写真2)天気図を描いています。

 午後からは、銚子市青少年文化会館の屋外で、風速の計測体験と雲の観察をしました。その後、バスに乗車して銚子地方気象台へ行きました。はじめに「雨と風」の資料に基づいて、説明を聞きました。その後、露場に出て、気温・湿度計、雨量計、感雨計、積雪深計を見学し、屋上で、鉄塔の上にある風速・風向計の説明を聞きました。天気予報を行っている現業室にも行きましたが、ちょうど、大雨警報、洪水警報を出す準備をしているところでしたので、近くまで行くことができませんでしたが、遠くから様子を伺うことができました。にこっ女性
 銚子市青少年文化会館に戻って、まとめとして、夏休みに継続して天気図をつけると、銚子の気象の変化について、特徴的な現象を天気図で振り返ることができることを伝え、また夏休みの宿題のまとめ方について話しをしました。参加したほとんどの子が、天気図の描き方を習ったので、今度は自分で描けそうだと自信をつけました。参加者にとっては、内容がやや難しく感じられたものの、満足感が高い自由研究ツアーとなりました。にこっ女性


(写真3)風速を測っています。             


(写真4)銚子地方気象台で説明を聞いています。


(写真5)露場で雨量計の説明を聞いています。   


(写真6)雨を降らせる雲は見えるかな?

 参加者のみなさま、銚子地方気象台のみなさま、銚子ジオパーク推進市民の会のお手伝いいただいたみなさまどうもありがとうございました。にこっ女性
 

(写真7)最後に、みんなで集合写真を撮りました。

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